こんにちは! REM incマーケティング事業部です。 今回は、データ x 海外市場調査の有用性、またREM流のデータ活用をした海外市場調査についてお話しします。
世界中でグローバル化が加速する今日、日本企業は今後国内の内需のみで経営をしていくのが困難になるため、多くの企業が海外市場の開拓を果敢に進めています。
しかし、多くの企業が従来の方法で市場を攻略しようとし、大半が時間を余分に使い、コストも本来かけるべきでないところにかけてしまう従来の海外進出にREMは大きな問題意識を持っています。
以下では、なぜ海外進出にデータを使うべきなのかを解説していきます。
1. 従来手法の限界
まずは、従来手法について触れていきます。 一般的な市場調査としては、日本であればJETROに依頼するのも良し、 自分たちで一次調査(インタビュー等)や二次調査 (税務・法務など含めたデスクリサーチ) 、またそれらを分析することで進出する対象国を選定という流れかと思います。
しかし、それではあまりにも時間がかかりすぎるのが一つの問題点です。 またインタビュー等の定性調査をするにも、ターゲット国がどこかもわからない状態で、 実施することで本当に本質的な調査となるのでしょうか。 それであれば、真っ先にターゲット国に目星をつけてから、上記のような調査をしていくことにより、本質的な結果が得られるのではないでしょうか。 その方法を以下にて解説していきます。
2. データは海外市場調査の必需品となる
まず前提として、この記事内で話すデータとは端的に言えば、「ビッグデータ」です。
皆さんが普段使っているスマホやPCで、何かを検索する際、Googleでhその検索データが蓄積されます。そして、ビッグデータからは、
「"どこで""どのような人が""どれだけ"その商品を調べているか」
これが明確となるのです。
上記のような、一般的なデータというのも勿論必要です。
しかし、それ以前に「どこにマーケットがあるか」を把握するための全体像がある方が、
効果は倍増するのです。
3. ビッグデータは物事を効率化するためのツール
このビッグデータを使うことにより以下のような効果がみられます。
従来の手法では、時間とコストをかけてターゲット国(推定)を決めるのに対し データ活用では、ターゲット国(推定)を先ず決めてから、市場調査を行うので、 アプローチは異なるものの、どちらが効率的・効果的かは明確かと思います。
4. ビッグデータ活用で海外事業開発の先端を行くREM
今回は、ビッグデータを活用した、REM流の海外市場調査をご紹介しました。 以下にて、ターゲット国選定のためのデータ活用事例をお見せします。 これは「抹茶」を調べた際に、世界のどの国で、抹茶の需要があるかを示したものとなります。
また、これは国単位ですが、さらに細かく、「XX州XXX(町名) XXX通り」まで調べることが可能となり、ランダムにインタビューやサンプリング、またWeb広告をかけるよりも、すでに需要が顕在化している地域に対して、そのような施策ができるというのが一番効果的なのです。
REMでは、現在こちらのデータ活用を受けてくださるテストモニター企業様を募集しております。こちらご興味ありましたら、以下まで気軽にお問い合わせください。
以上、REMマーケティング事業部でした。